社台SSとノーザンファーム
入厩馬も増えてるし、北海道旅行の続きを早く書き上げねばと。
社台スタリオンステーションに着いたら、日高よりかなり寒い。遠くには雪雲が。千歳に向かうに連れて気候が変わる感じです。
写真は厩舎の中の見学が多かったので、一部だけ。
フレンチデピュティ。もう結構なお年なので、食べてのんびりと、悠々自適に暮らしているそうです。
ダイワメジャー。近すぎて足が切れた。午前中見た息子さんと同じように後っ跳ねをしていました。いやあそっくりで期待できます＾＾
キングカメハメハ。カメラを向けるとしっかりポーズをとってくれました。
ディープインパクトはウォーキングマシンに入って運動していました。種牡馬も太りすぎると怪我につながるので、この時期の運動は欠かせないようです。
他に見学者もいないからか、いつもよりゆっくり見せてもらえたかも？
印象に残っているのは新種牡馬のハービンジャーの太い後ろ脚！ダイワスカーレットなど、かなり大物（？）の花嫁も集まったようで、産駒が出てきたら注目です。
そういえば、ワークフォースが来るんですよねーなんて話もしていました。ニュース見てびっくりしましたからねえ。常に新しい血をいれなきゃいけないから、大変だよなあと感じてしまいました。
サッカーボーイがいた馬房はまだ誰も入らないまま、お花と遺影が置かれていました。長い間お疲れさまと手を合わせてきました。
そして、キャロットの残り物に福はないかと、ノーザンファーム早来へ移動。
ハリウッドレビュー10。兄弟が堅実に走っているので様子見をしている人が多いのか、結構見学者が多いようです。バランスがいい馬体で、これで１０００万なら悪くないんですよね。父ダンスインザダークとマイナー厩舎で売れ残っているんだろうけど、とにかく悪くないっといった印象。
そしてこちらは、ほとんど見学者が来ないと言われてしまった（＾＾；）お馬さんです。
レースの１０。父アドマイヤドンは韓国に行ってしまい、もう買うことも出来なさそうな貴重な血統。お母さんはあのダンシングキイの妹という良血で全兄のトーセンアレスも走っていて面白い血統なんですが・・・５月生まれなのもあるのでしょうが、とにかく小さい。
この時も体重３８０kg。バランスもいいし、幅がないという感じではないんですが、背が低くて全体に小ぶりであまり大きくならなさそうなんですよね。
それでも４１０kgくらいまでいけば、競馬もいけそうだけど、このまま４００kg切るようだときついかなあ？まあ、当分売れることもないので、来年の夏までどうなるか見てみようかなって思ってます。
で、同じ厩舎にいるからついでにこっちも見てくださいと（さすが営業上手！）薦められたのがこちら。
メジロルルド10。父シンボリクリスエスという感じの黒光り。当初キャロットの募集馬に入っていなかったらしいですが、キャンセル馬が出て急遽追加になったようです。まだ育成に来たばかりで、他の馬と比べてやや遅れ気味ですが、馬体はいいし、しっかり調教出来れば面白そうな１頭かも？ おばあさんがメジロドーベルというメジロ血統というのも惹かれてしまいます。
なんか、今まで見たのより、こっちの方がいいかも？？と思い始めていたら・・・
なんか、他に売れ残っている馬は〜って話をしていたら、「マチカネモユル」って名前が出て、私があーそれ気になっていたんですけど〜 って言ったら、こちらも急遽見せてくれることになりました。担当さん、本当に熱心でいろいろありがとうございました！
いや、気になっていたけどお母さんが高齢、ノーザンテーストのクロスが2×４、父エアジハードって、この馬を社台系のクラブで買っていいものか？と一瞬考えて見学リストに入れなかったのですが、かなりおすすめらしいと聞いて、とりあえず見てみようと・・・
マチカネモユルの１０
対面した第一印象は、サクラユタカオーに似てる！
馬はがっしりしていていい感じです。
前足の出し方とかも、なんとなくユタちゃんに似ていて思い出してしまった。
北海道にユタちゃんがいなくなって寂しいなあって思っていた時に、この馬に出会ったのは何かの縁かも？母系もシンボリルドルフに繋がるし、いろいろリスキーな要素が多いですが、どうせギャンブルなんだから、この馬でいこう！と心に決めてしまっていたのでありました。まあ、もう少し様子見は出来そうですけどね。調教は順調で結構早期でビュー出来るかもって話でした。
お仕事も終わりの時間帯だったので、すっかり話が弾んで長居させてもらっちゃいました。
てことで、最後にユタカオーの面影が頭に焼き付いて、今回の北海道旅行は終わりです。また６月に行きましょう！
