デビュー戦

 すっかりここの存在を忘れそうになっていましたが、多分競馬は前より好きになっている。ってことでいきなり復活してみました。

 今年は我が家の一口馬主ライフは過去最低の低調状態ですが、馬券がなんだか当たらない時期があるのと同じようなもんだし、そのうちいいこともあるさと諦め気分に。

 それでも2歳の方はわりと順調にきていて、今月は新馬戦の出走ラッシュとなりました。ただ、私の頭の中の予定では6月から月に1〜2頭ずつ、来年頭くらいまで、毎月新馬戦だ!って楽しむ予定でいたのですが、夏デビュー予定馬がずれこんで、ここで一気に出走してる感じでして。思い通りにいってくれないのが競馬の醍醐味でもあるので仕方ないかと。

 基本的に、何か面白そうな血統的にも人気なさそうな馬が走ったら楽しいだろうという方針で一口馬主をやってるもんで、そうそう走るもんでもないですしね。まあ新馬戦は何か見込みがある走りをしてくれればOK状態で見てます。あまり過剰な期待しすぎるとダメな時はがっかりしてしまいますから。

 以前、新潟競馬場の帰りのバスで馬主さんらしき2人連れがいて、こんな話をしていました。

「やはりデビュー戦が一番緊張するよな。走るかダメか分かっちゃうからなあ・・・」

 着順が悪くても伸びしろがあればいいけど、一生懸命走っても中央じゃ難しいかと分かってしまう経験は確かに多くあり。そして新馬戦で無事に走りきれなかった経験もあり。

 約1年前、北海道で牧場見学をしている最中の車の中で新馬戦の実況を聞いていた時。1頭転倒してしている馬の名前を聞いて、頭が真っ白に。一度も会うことのないまま、栗毛の牝馬は福島競馬場の中でこの世を去ってしまいました。

 そして先週の土曜日。テレビの前で京都の新馬戦の実況を楽しみにしていました。パドックではバネのありそうな馬体を見せて、これは結構いけるかも?とちょっとテンション上がり気味に。スタートがいいと聞いていたので、ゲートが開くのを緊張して見ていました。しかしゲートを出たら変な格好になって下がっていく馬が。騎手は後ろを気にして、もうレースを止めると分かる状態に。画面から消えていき、そのまま競走中止。

 軽症であることを祈ったのですが、今のところの診断は骨盤骨折の疑いがあり、栗東で詳しい検査をする以外は何も分かっていません。正直現役でいられるのは厳しいだろうと覚悟はしています。

 このデュランダーナの前の世代で出資する準備をしていた山岡牧場さんの馬が募集停止になって、なんかアクシデント続きになってしまいましたが、好きな形の馬が多い牧場さん。また縁があることを祈っています。

 競馬を見始めて間もない頃。宝塚記念を府中競馬場の大きなモニターの前で見ていました。小さな体の名ステイヤーが崩れ落ちるように倒れていった時、ものすごい衝撃を受けたのと同時に、これはこういう世界なんだと妙に納得してしまった覚えがあります。

 目の前を走っている馬の命は短いのだから、しっかり見て記憶に刻むことしか出来ないんだなと。

 

 日曜日のは東京競馬場で2頭新馬戦に出走。2頭とも無事に競馬が出来たのを見届けることが出来きてほっとしています。

 この日はもう1頭、京都で新馬戦にミステリーノベルが出走。骨膜が出かかっているし、小頭数だからとりあえずデビューしちゃえ!って感じの、追い切り2本だけの結構無茶なデビュー戦に^^; 心配した通り、ゲートで立ち上がるは、直線で外に逃げるはのチグハグな競馬になってしまいました。ブービーだけど着差はそんなになかったし、無事にゴール出来ただけ良かったかと。結構期待してる馬なので、次はちゃんと追い切って出走して欲しいです。

そして府中の方は。

5Rのランドザスターズ。彼のパドックを見ていたら、かつて出資していたオネストエイブを思い出してしまいました。馬の形や雰囲気が似てる気が。スマートボーイ産駒だしダートだろうけど、1400mは少し短いだろうなと思っていました。レースはスタート後は行き脚つかず、かなり後方になってしまったけど、直線はジリジリのびて結果は9着。

トモが弱くてスタートでいけないあたりも、最後じりじり追い込んでくるのも、やはりオネストエイブに似ているかも。次は距離を延ばしてくれるみたい。オネストより早い時期のデビューだし、じっくり強くなってくれればOK。

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5Rのウインブルーローズ。連れのぶーすかさんのウイン期待馬。

馬格があっていい感じだけど、追い切りが少なめだったのが気になる。そのせいかちょっとまだ緩いとこもあったかな?

ダート馬ばっかりのうちの馬には珍しい、府中の芝1600m新馬戦に出走。この条件だと相手もそれなりに走りそうな感じの馬ばかり。人気になっているから期待はしつつ、過剰な期待はしすぎないようにと思いながらレースを見守りました。

ちょっと出遅れ気味だったけど、4コーナーで上がってきたときはおっと思いましたが、直線はスパッといける感じではなく、上位とほとんど差がない6着。

キンシャサノキセキ産駒だけど、短距離馬って感じはしなくて、距離が延びても良さそう。

6月最初の新馬戦でデビューのはずが、高熱で一時は生死を彷徨った馬。無事にデビュー出来て、今後も楽しみな競馬をしてくれたのは良かったです。

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お天気が良かったので、博物館に行ってエクリプスの絵を見たり、いつものようにパドックとレープロで馬券買ったりして、楽しく1日を過ごしました。

メインはアルゼンチン共和国杯は、久しぶりに生観戦で皆で笑えるレースを見られたので満足して帰りました。

3連複とか買うと、あまりに馬券が当たらないので、単複に切り替えたら、アルゼンチンの2着と3着の複勝というどうでもいい馬券が当たっていた^^;払い戻しは次回の馬券代にします・・・

 久しぶりに書くと長文になり過ぎるから、毎日更新するように頑張ろう。

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