フレンチカクタス

 普通にショーや試合を生観戦してしまうフィギュアスケートおたくでありますが。

 最近では中野友加里のファンだったんだけど、安藤美姫も好きで。この2人はタイプは全然違う。小泉今日子のファンだけど、中森明菜や華原朋美も好きだという感じなんですかね?明菜ちゃんも朋ちゃんもなんか好きなんだよな。

 初めて安藤選手を生で見た時、結構いい席にいたんです。演技前のコーチとの会話も聞こえてしまうような席。彼女は目の前に立つだけでオーラがあった。馬でいったらしなやかな筋肉があって、体全体を使うジャンプを目の前で飛ばれたらものすごい迫力で。天性の人を惹き付けるものがあった。熱心なファンも多い。すごく高そうな大きな薔薇の花束をファンからもらって、それがすごく似合っていた。

 あれだけの才能の持ち主なのに、なんか不器用で不安定で。。ファンがヤキモキしてしまう。ポテンシャルを全て出しきればすごい選手になるのに、もどかしい。そういえば、どこかにそんな牝馬がいたかも?って思いながら、最近のニュースを見ている。まだ騒動は終わらないし、落ち着いて試合やショーを見られるのか?試合に出る彼女を見る機会を怖いような楽しみなような心境で待っています。

 

 牝馬を選ぶのは結構難しい。出資馬の中にはトレセンに入ったら繊細すぎて体重が増えなかったり、調教はいいタイムで走るのに競馬になると理由不明で走るの止めちゃったりとかいう馬がいたな。

 カクタスの場合は、喉が悪かったからポテンシャルを出し切れなかったのかもしれないが。気性もかなり強気で「私がお姫様」タイプ? きっとそれなりに苦労もあったろうし、大竹先生と厩舎スタッフがいろいろ気を使ってくれ、これだけの結果が出せたのだと思っています。

 

 フレンチカクタスに会いに行った朝は霧の中。幻想的な牧場の風景でした。

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 やっぱり重賞取っただけあって、いい馬だよなあと、この馬を選んだ出資者一同でしみじみと。もう1度こんな馬に出会えるか?といったら、なかなか難しいですからね^^;

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 お客さんがたくさん来たからか、愛想ふりまいてくれて可愛かったです♩

 お腹の中にはマンハッタンカフェの子が。とりあえず、男の子を産んで高く売りつけて、次の種付けはディープにしようとか、みなで勝手なことを。。。

 カクタスは喉のせいで出走は短距離中心になってしまいましたが、牧場さんはやはり芝の中距離のポテンシャルを見てみたいということで、しばらくはサンデー系をつけることになりそうだと。ステイゴールドつけると、怖い子が出てきそうだし、ダイワメジャーだと咽なりだし距離も持ちそうにないし。そうだ、ゴールドシップつけよう!っていつ引退するか分からない現役馬の名前あげても。。。じゃあシップならサンデーじゃないけど、良血ルーラーシップなんかはどう??

 次のお相手妄想より、まずは産駒だ無事に産まれてくる方が先ですね。来年は子馬と2ショット写真が撮れるといいですね。

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放牧地に戻っても、「これは私のお客さんよ。どいて!」と他の馬を押しのけて顔を出すカクちゃん。みんなに触られ放題でサービス一杯でした。

帰る時も車の方をじっとお見送り。名残惜しい瞬間です。時間が許せば半日でも1日でもここから動かなそうな出資者一同でありました。

出資馬で繁殖にあがった馬はベッロカリーノがいますが、セールで手の届かない所にいってしまったし、実質カクタスが初めてになるんですよね。(ちなみにベッロカリーノにはゼンノロブロイの1歳とディープスカイの当歳が産まれているようです。デビューしたら追いかけないと!)

また、秋も、来年の春も、その先もずっと会えますように。

 

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